2017年版!敷金礼金の最新相場
2017/02/12
部屋を借りる際にかかる費用で最も負担が大きいのは何かと言えば、やはり敷金礼金(保証金)です。
近年その相場に大きな動きが出ているので、その最新動向をチェックしてみよう。
敷金礼金の相場は年々下がっている!?
やったー!
春に越そうかと思ってたけど、どんどん下がってるんならゼロになってから引っ越そっと。
まーまー、落ち着いて。
確かに下がってきてはいるけど、さすがにゼロにはならへんから。
…と言いたいとこやけど、実はもうゼロになってる。
いや、なってるっていうか、敷金礼金ゼロの物件がどんどん増えてきとるねん。
よっし!
じゃあ相場も何も関係ないじゃん。
それがそう単純な話でもなくてやね…
敷金礼金ゼロ物件についてはこっちの記事で書いてるからまた参考にしたって。
とりあえずここでは最新のデータに基づいて敷金礼金の平均的な相場について話していくで。
まず日本賃貸住宅管理協会の調査によれば、2010年から2015年までの変化としてはすべての地域で敷金も礼金も下がっとる。
ただし2015年から2016年にかけては敷金は関西以外下がっているものの、礼金は逆にすべての地域で上がってるんや。
敷金 / 礼金 | 2010年 | 2015年 | 2016年 |
首都圏 | 1.45 / 0.97 | 1.10 / 0.80 | 1.04 / 0.85 |
関西圏 | 1.58 / 1.65 | 0.98 / 1.21 | 1.03 / 1.34 |
その他 | 1.73 / 1.25 | 1.49 / 1.01 | 1.43 / 1.04 |
全国 | 1.61 / 1.22 | 1.28 / 0.98 | 1.26 / 1.03 |
それと2016年時点の地域差としては、首都圏・関西圏なんかの大都市圏に比べて地方の敷金が家賃基準で約1.4倍なことと、首都圏に比べると関西圏の礼金が同約1.6倍ってことやね。
そして敷金礼金の合計で見ていくと首都圏で家賃の約1.9ヶ月分、首都圏以外やと約2.4ヶ月分が相場ってことになる。
ただし注意してほしいのは、首都圏は敷金礼金どちらも家賃○ヶ月分という単位だと安く見えるねんけど、もともとの家賃そのものが他のエリアより1.5倍以上高いから、実際に支払う金額としては首都圏が一番高いんやで。
敷礼合わせて首都圏で1.9ヶ月分、それ以外で2.4ヶ月分が相場かー
全体として下がる傾向なのはありがたいけど、2016年に礼金が上がってるのは気になるわね
2017年以降の動きも見逃せないわ
ポイント
- 敷金礼金は大きな流れとしては徐々に下がってきている
- ただし2015年から2016年にかけて礼金は逆に上がっている
- 敷金は大都市圏よりも地方の方が高い
- 礼金は首都圏よりもまだ関西圏の方が高い
- 敷礼合計では首都圏で家賃の約1.9ヶ月分、首都圏以外では約2.4ヶ月分が相場
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