初心者向け!良い不動産業者の選び方
2017/02/08
賃貸物件を借りる時って皆さん不動産屋さんに行くと思います。
では日本全国にいったいどれぐらいの業者さんがあると思いますか?
実は2016年末の時点で12万3千を超える宅建業者が登録されています。同時点での全国のコンビニ総数が5万4千店強なので、軽くその倍以上あるっていうことに。
その星の数ほどある不動産屋さん、残念ですが全てが良いお店というわけではありません。中には行くだけ時間の無駄!なんてお店も確かに存在します。
じゃあどうやってその善し悪しを見分けたらいいんでしょうか?
悪い不動産業者を見分けるたった3つのポイント
見分ける言うても小難しい話は無し。
今回は出来るだけシンプルにいくでー。
そう願いたいわ。
専門的な話なんかされても眠たくなっちゃうもん。
よっしゃ、ほなさっそく1つ目。
「上からモノ言うてくる不動産屋はやめときや」
どういうことかと言うと……
コンビニやスーパーと違って、この業界は業者と客の商品に対する知識量に圧倒的な差があるんよ。
そのせいもあって業者側が客に上から物事いうてくるケースがちょいちょいある。
普通の客商売やと考えられへんことやけど、こっちが丁寧語で話してるのにタメ口で話してくるスタッフさえおったりする。それもまだ若い兄ちゃんが。
そういう店は客の知識の無さに付け込んできたり、客の足元見てくる傾向があるからまったくお薦めできへんね。
単純に気分も良くないやろし。笑
頑固おやじのラーメン屋じゃあるまいし、上からモノ言ってくる店なんか論外。
こっちから願い下げよ。
そやろ?
そういう店はお客が女性一人とか若い人、おとなしそうな人なんかの時により一層そういう傾向が強く出ることがある。
単刀直入に言うと舐めてるんやね。
だから知識のある人、貫禄のある人なんかに一緒に付いてきてもらうと態度が全然違うことがあるんやで。
だから「自分舐められそうやな~」と思う人は、もし身近に知識があったり貫禄ある人がいる場合ぜひ付いてきてもらうことをお勧めしとくで。
続いて2つ目。
「急かしてくる業者はやめときや」
不動産屋のスタッフにも当然ノルマがあるから、来た客は逃さずどんどん決めさせた方が成績は上がるんやけど…
急かすってことはお客の立場に立つことよりも自分の都合を優先してるってことやから、大切な部屋探しのパートナーとしては相応しくないわな。
中には部屋を見に行ってる最中にその部屋を希望する人から電話がかかってきたフリをするような、そんなアンフェアな業者もおるから引っかからんように気ぃつけてや。
3つ目、「こっちが聞かないとデメリットを言わない業者もやめときや」
どんな良い部屋にも必ずデメリットや注意点いうのはあるもんやけど、そういうのを向こうからちゃんと教えてくれるのと、こっちから聞かん限り教えてくれへんのでは信用に天地の差が生まれるわな。
なるほど。
じゃあ今度不動産のお店に行く時はこの3つを特に気を付けてみるわね。
おまけ。
不動産業者はそれぞれ宅地建物取引業免許(宅建業免許)いうのを取得して営業してるわけなんやけど、免許証番号を見ればその業者が昨日今日始めた業者なんかそれとも長いことやっとる業者なんか、ある程度の目安として分かるんよ。
国土交通省、または都道府県知事の名前で発行された免許証が額なんかに入れて必ず店舗のよく見えるとこに掲げてあるんで、数字4桁もしくは5桁の免許証番号の頭に付いてる()付きの数字を見たってや。
この数字は(1)から始まって免許が更新されるごとに(2)(3)(4)と数字が1つずつ増えていく。
宅建業免許いうんは5年ごと(1996年3月以前は3年ごと)に更新があるんで、例えば(3)やったらこの業者はすでに2回更新しとるんで最低でも10年以上はやっとる業者なんやなって分かるわけや。
以前はよく「この数字が(1)の業者はやめときや」なんて言われたもんやけど、正直いまはそんな気にすることもないかなて思てるよ。
古くからやってる業者でも他府県に支店作った場合、新しい土地ではまた(1)からになるし、逆に実績ゼロの業者でも古くからやっているところの法人格を買ったらそのまま継続して古い番号使えたりするからね。
目安にならんことはないけど、それよりも上で挙げた3つのポイントを確認してもらった方が安心かなと思てます。
ポイント
- 上からモノを言ってくる業者はやめよう
- 急かしてすぐ決めさせようとする業者もやめよう
- メリットばかり言ってデメリットを積極的に教えてくれない業者もやめておこう
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