引っ越しの挨拶はする?しない?ベストな対応とその理由
新居に引っ越して皆さん悩むのが隣近所への挨拶。
そもそもするべきなのか、特別しなくてもいいものなのか?
このページではそれぞれのケースごとに正しい対応とその理由を解説していきます。
引っ越しの挨拶とは
初めての引っ越しの場合、そもそも挨拶ってどうすればいいの?って人も多いかと思うので簡単にやり方を書いておきます。
- 挨拶する軒数を確認する。
マンションやアパートの場合、自分の部屋を中心に両隣りと上下の合計4軒でOK。大家さんが顔を合わす範囲に住んでいる場合は大家さんも入れた5軒にしましょう。
隣りが空き部屋の場合もあれば、自身が角部屋や1階、最上階の場合は隣りや上下が無いこともあります。あらかじめ何軒挨拶すべきなのか確認しておくとスムーズです。 - 次に500~1000円程度の粗品(日持ちのするお菓子(クッキー等)や洗濯用洗剤などが一般的)を挨拶する軒数分だけ用意します。
- 挨拶に行く場合、迷惑にならない時間を考えて行きましょう。
避けた方がいいのは夜。せっかく挨拶に行ったのに失礼だなとか常識が無いと思われる可能性が高いです。
また朝も避けましょう。仕事や学校などのお出かけ前はみんな準備で忙しくしているもの。そんな時間帯に来られたら迷惑にもなります。
かといって昼も居ない人が多いので、日暮れ前の夕方頃がベストかと思われます。
在宅率の高さでいうなら土日祝日も狙い目。ただし休みの日の午前中くらいゆっくりしたいという人が多いので、昼以降がおすすめです。 - 挨拶の内容
「○○○号室に引っ越してきた△△と言います。どうぞよろしくお願いします。」
笑顔でこれを言って粗品を差し出すだけで十分です。 - 相手が不在の場合は時間を変えて2,3度出直してみて下さい。それでも不在が続く場合は顔を合わせた時で構わないでしょう。
ケース別の対応
単身者向けのワンルームマンションに単身で引っ越した場合
マナー的にどちらが模範的かと言えば、もちろん挨拶はした方がいいんですが、現在このケースではわざわざ挨拶に行かない人の方が割合として多くなっています。
一人暮らしの場合、面倒を嫌って知らない人が来ても居留守を使う住人が多いのも理由の1つです。
特に女性一人暮らしの場合はストーカー被害などを未然に防ぐ意味でも挨拶は控えておいて問題ないかと思われます。
ファミリー層の多いマンションに単身で引っ越した場合
男性が単身でファミリー層の多いマンションに越した場合、周りの警戒を解く意味でも挨拶には行くべきでしょう。ただ女性一人の場合はやはり上記の理由から挨拶を控えても問題ないかと思われます。
自身がファミリーの場合
ファミリーの場合は2DK、3DK以上を借りることが多く、当然周りもファミリーというケースが一般的です。このケースでは挨拶に行ってデメリットになることが特に考えられないので、皆さん挨拶に行くようです。その際は家族全員で行くのがベスト。
挨拶は一般的に引っ越しの2,3日前から遅くとも翌日までにと他のサイトで書かれているのを見たことがありますが、引っ越してすぐは忙しいもの。一週間程度なら実際のところまったく問題ありません。
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